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 企画展『うつくしいものを』セレクション



「美しいものを見たら、美しいと感動するのが子供本来の心です。
 そして、感動したら自分から動くのが子供です。それが人間です」

(「一生感動一生青春」文化出版局・角川文庫より)


みつをは
「うつくしいものを 美しいと思える あなたのこころがうつくしい」
の背景をそう語っています。


みつをが紙に向かう時、いつも心の中にあったのが感動です。
心の中に湧き上がる思いが何もなく、
惰性で筆を執ることをよしとはしませんでした。


感動は、美しいものに触れることから生じます。
画家が美を追い求めるように、みつをは書の美しさを追求しました。
それは表面のきれいさなどではなく、
文字が本来持っている力を見つけることでもあったのです。


見る人に常に語りかけてくるみつをの書。
原点にある美しいものへの憧れを紹介する本展を、
ぜひご家族でご覧いただければと願っております。


(企画展 説明文より)